こんにちは、ローラです。
オーストラリアでは都市部から郊外に行けば行くほどに、男女関わらず言葉遣いが汚くなると感じます。汚い言葉とは、つまり、スラング言葉のことです。
ちなみに、英語圏ではあまり『スラング(Slang)』と言わずに、『スウェア(Swear)ワード(word/s)』と呼ばれることが多いみたい。
”She swears a lot.”(彼女、言葉が汚い)みたいな使われ方をしたり、”Stop swearing in front of my kids!” (私の子供達の前で、汚い言葉使わないで!)とかって言われたり。
Swear Wordsってなに?
Swear Wordsとは、英語圏のテレビでは放送禁止用語とされているもので、けれど、ローカルの友達同士だとわりと普通に使われている言葉なんですが、ふさわしくない場所や状況でこのSwear Wordsを使うことは、品位がない(それ以上かな、、)と見なされるので、英語に多少慣れたからといって、気軽に使うのは注意しないといけないワードです。
具体的なワードをご紹介しようと思っていたところ面白いサイトを発見したので、そちらをご紹介します。
データが2013年と少し古いんですが、期間中、Facebook上でもっとも多く使われたSwear Wordsを国別(アメリカ/イギリス/カナダ/オーストラリア)にまとめた表だそうです。
4カ国中、見事に『Fuck』が優勝! 続いて、『Shit』が堂々の2位ですね。
確かにこの2ワードは、私のオーストラリアの日常でも頻繁に耳に入ってきます。
個々の意味を説明するのはアレなので、ご興味があれば、各自ググってみてください。順位が低いスウェアワードは、調べないと私もわからないなーってのがチラホラ混ざってます。
子供たちが喜ぶ『Swear Jar』ってなに?
Swear Wordsが何かってことは上記の通りですが、普段から何気なくこういったSwear Wordsを使っていると、それが当たり前になってしまい、結果的にその人の口癖、話癖になってしまうようで、それを改善させるために登場するのが『Swear Jar』と呼ばれる罰金システムです。
ルールはいたって簡単。
Swear Word一言につき、$1だったり¢50だったり¢10だったりを、罰金としてJar /瓶に投入していくってだけ。期間は1週間に決めたり、数時間だったり。
私はこの『Swear Jar』なるものをオーストラリア生活の中で最初に聞いたとき、各家庭で親がティーンネイジャーの子供たちの荒れた言葉を正すために設置するものだと思ったんですが、実はその逆で、対象は決まって大人たちだそう。情けナイ。。
先日のことですが、シドニー郊外にある超田舎町のパブで顔見知りグループと飲んでいたところ、その大人たちの会話、言葉遣いが、まぁ汚い、汚い。口を開けば、Fucking、Bull shit、Bloody Hell、、、
この人たちの会話はいつもこうなので、私はあまり耳を貸さないようにしていたんですが、折りを見て私の彼が『君の子供たちもいるんだから、Swear Jarを始めよう!』と言ったんです。するとそれまでは退屈そうに、汚い言葉を発する親のそばでおとなしくしていた子供たちは、声を上げて大喜び。お小遣い稼ぎにはもってこいですよね。
さいごに
これから英語を身につけようとする方は、このSwear Wordsには本当に気をつけてください。慣れ親しんだ友達同士で何気なく使っていたつもりが、口癖って怖いもので、何の気なしに出てきてしまうんです。職場とか、お客さんの前とか、出たら行けない場面でも普通に。
特に、若いワーホリの男の子たちは、周りの仲間も使うからと自分も真似て使いたくなると思うんですがね。本当に注意ですよ。
そして個人的には、カタコトな英語力でSwear Wordsを使うほど恥ずかしいことはないと思っているので、私は頑なに取り入れないように気をつけています。
まあ、豪人の彼と喧嘩した際には、思いっきりぶち撒けますけどね。