そもそもローカルジョブってなに? オーストラリアでワーホリ

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こんにちは、ローラです。

前回、前々回と、ワーホリでローカルジョブを探す方法見栄えのいいレジュメの書き方を記事に起こしました。これらの内容は、私がワーホリ&学生ビザを通じて共に過ごした友達ともずっと話していた共通認識のひとつでしかなく、去年、初めてワーホリにシドニーにきた友達は、彼女自身のガッツとこれらの最低限の情報をベースに、来豪4ヶ月目でバリスタジョブ(これは飛び級!)を手にしていました。なので、この記事をたまたま見つけてくださった方も、これらの情報をご自身の経験の中に取り入れて自分のものにしてほしいと思っています。

今回は、そもそも一般的にワーホリの人たちが定義する、ローカルジョブとは何なのか、ということを説明したいと思います。これを言葉にするのは少し難しいんですが。。




ローカルジョブの一般的なイメージですと、オージーやその他いろいろな国からきた人たちと一緒に英語で仕事をする、といったことでしょうか?

ところで、ローカルジョブ、という言葉と対照的に使われるのが、ジャパレス、という言葉です。ジャパレス=ジャパニーズレストランの略で、私がワーホリをしていた6年前、ジャパレスは英語ができない人を違法な低賃金でこき使う悪の根源、みたいな言われ方をされていました。

確かにそういう店舗も多いでしょう。けれど私が経験したジャパレスは、$18が最低時給で、その飲食店の場所柄(高級エリアに立地)、週に2回しか働いていなかったにも関わらず毎週$50以上のチップをもらえていました。働いてるスタッフは数名の日本人を含めたほぼアジア人でしたが、基本的に日本人と話す以外、つまり、他のスタッフやお客さんのとコミュニケーションは当然英語でした。さらに、飲食店ならではの、無料のまかないが、毎回美味しい日本食!!!だったので、ほくほくとした楽しい思い出しかありません。

ローカルジョブの定義を説明をする前に、オーストラリア(シドニー)の一般的な給与体系を説明したほうがいいかもしれません。

オーストラリア(シドニー)では、職業(やその職業に付随する資格)によって最低賃金が法律で定められています。飲食店といったサービス業は、法律では最低$18。ただし、そこからタックスという税金を引かれた金額をお給料として給与明細(Pay Slip)と一緒に受け取ります。タックスを引いた額の手取り感覚でいうと、$15くらいです。
*引かれたタックスは年に一度の申請(確定申告みたいな感じ)で基本全額帰ってきます。

法律でしっかりと最低時給は決まっているのですが、個人店舗のオーナーによって、店の言い値時給でアルバイトを雇うということも、一般的にまかり通っています。その場合、お店も当然、その人を雇ったという証拠となるようなタックスは支払わず、給与明細も発行しません。働いた分の給与はキャッシュハンドといって現金でそのまま手渡しする形で支払われます。

ここで、冒頭の「悪の根源ジャパレス」ストーリーが生まれるんですが、オーナーの言い値時給=$10、$11、$12という時給もまかり通ってしまうんですね、それでも引き受ける労働者がいれば。確かに物価の高いここオーストラリア、収入がないと持参した残高が減るばかり。それはそれはストレス極まりないです。なので、なんとしても収入をつくる必要はあるのですが、英語力に自信のない人は、この違法な超最低賃金で、なんとか生活を保とうとしてしまう、本当にこれは悲しい。この悪の根源ジャパレスのオーナーも、実際オーナー自身が日本人ということはほぼ稀で、中国人、韓国人、インドネシア、マレーシア、とにかく色々なアジア人が、こっちでジャパレスの人気にあやかって個人商売している人たちです。基本的に名の知れた大手の企業は、そういった姑息なことはできないので最低時給はしっかりと守られています。

もし英語力に自身がなくて今$12で働いている場合でも、諦めないで私の経験したノウハウをたくさんコピーして今よりも時給のいい仕事(最低$15)を見つけてほしいと心から願っています。そして一人でもそこから抜け出すことが、せめてその根源を無くすことだと考えています。




私の過去を正直に話すと、今までたくさんのアルバイト先でキャッシュハンドで働いてきました。先ほど、法定時給を支払われてもタックス引いた手取り額は$15くらいと書いたのですが、アジア人以外の多国籍な人たちが働く飲食店でウェイトレスとして雇ってくれるキャッシュハンドの目安となる最低基準がこの$15だと思っています。

私たち日本人はワーホリビザでオーストラリアに来ることができますが(この期間中は何十時間&何百時間でも働く時間に上限なし)、例えば私の知る限り、ブラジル人、スイス人、スロバキア人とか(ほかもっといたけど今思い出せない)は、国同士にこのワーホリのビザ制度がなく、学生ビザとしてでしかオーストラリアに長期滞在するチャンスがない。そういった国からの人たちは、法的に働く時間に上限があり(40h/2w)、もし店舗からタックスを支払われると、この上限を超えて働いていることが移民局にバレてしまうのです。(本当にバレるかどうはまた別の話)なので、ビザ的に働く時間に上限のある人たちにとってはこのキャッシュハンドの給料制は、必要悪と言いましょうか、とても便利なのです。この超物価の高いオーストラリアで週に20hだけの収入で生活&学費の支払いはかなりエグい。ほかにも事情があって今観光ビザ(=働くことは禁止)だからキャッシュハンドが都合いいっていうスペイン人もいました。

ほかにも私が学生ビザ時代に、20h/wはタックス込みで支払うけどそれをオーバーした場合はキャッシュハンドで、というフレキシブルなオーナーもいました。とにかく、たくさんのビザ制度があるここオーストラリアでは人(スタッフ)が流動的なので、少しでも自分が使えるとオーナーに思わせることが大切で、お給料(&支払い方法)の交渉はけっこう柔軟です。

ということで私の中で、ローカルジョブ、は、アジア人含めたたくさんの国の人が英語環境で一緒に働いている環境でかつ、とりあえずキャッシュハンドで最低時給$15をもらえる、ということが、相反する悪のジャパレスとの違いをもって定義になるのかなと勝手に思っています。どうでしょうか??

ところで、去年7月に適用されたワーホリ税率の大幅な引き上げについて、完全に失念していたことに記事を閉めようとしている今、気がつきました。この場合においてもやっぱりキャッシュハンドの支払いの方がお得ということになるかもしれません。と曖昧に記事を閉じます。







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