個人移民 VS 結婚移民 の着地点/議論を生んだツイッターから学ぶ

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こんにちは、ローラです。

今、ツイッターを利用する海外在住者の間で、議論を生んでいるツイートがあるのをご存知ですか? まあ、見ていただく方が早いので、ご紹介します。

これを見て、どう感じますか?

私個人の感想としては、その通りだと思ったわけです。

私もそうだし、私の豪友達もそうだし、私のブログ友達もそうだし、みんな努力の果てにたどり着けるビザ、それが永住権だと。

ところが、読み手が違えばまた別の意見があるわけで、そしてこのツイートの対する反応を見る限り、『国際結婚移民にケンカを売った』『結婚移民でも人生を賭けてる』『個人移民は結婚移民のマウンティングを取りたがる』といった批判的な意見が溢れる流れになっているみたいで、ツイッターって、立場次第、捉え方次第で思わぬ方向に転んで、、、怖いなと感じたわけです。

結婚に頼ろうと思って、独自に行かざるを得なかった私の経緯

私のブログにお立ち寄りいただいている方には、なんとなく知ってもらっていると思うんですが、これまでに私はビザ取得のために右往左往してきました。

2011年にワーホリで渡豪後、ビザ取りと言われる学校に通い、2013年に今のオーストラリア人の彼氏に出会い、これでビザも安泰、永住権も取れるし、人生ちょろいぜい!と意気揚々としたのが遠い昔。

ところが、パートナービザと呼ばれる永住権への直行便ビザの申請には上限があって、過去に2人のビザサポートをしていたこの彼から、私はビザの恩恵を受けることができないという移民法の壁に阻まれました。

じゃあ仕方ない、パートナー変えるか、とはもちろんならず、泣く泣くですがこの先も彼と一緒にいたい一心で私は自らの手で永住権を取ろうと決断。その後の2016年、2年の通学を経て資格を取り、働いていたシドニーの職場からスポンサー契約(=ビザサポート)のオファーをもらったんです。ところが移民法が変わってしまい、永住権を取るための唯一の方法は地方に行かないといけないことになり、ビザのために単身移住をしたのが2017年です。

数ヶ月間、単身で地方に移り住んだものの、毎週末は彼の元へ帰る生活、なぜに4年以上も付き添っている彼氏と離れてビザのためとはいえ単身生活をしないといけないのか、そしてビザが取れたところでそこから最低でも2年は地方にいないといけないという現実に打ちのめされ、地方の職場からスポンサーオファーを受けられたにも関わらず、逃げ帰ってきたのが2018年。

とりあえずは2019年4月まで既存のビザがあったので、シドニーに戻って以降はビザのことはあまり考えずに、ただただ日々を過ごしていたと思います。移民コンサルに相談したところで移民法が年々厳しくなるオーストラリアで私に残された選択肢は、結局は地方に戻る以外にないと言われ、空を仰いでばかりいたように思います。

私にはこういった経緯があるので、パートナーを通じてビザ(永住権)を取得することができた人たちを心の底から羨ましいと思ったし、新しいパートナーと出会ってビザを申請することになった友達ですら、正直言って、心の底から喜ぶことができませんでした。完全に嫉妬です。自分が小さいのは重々承知です。

仲のいい仕事仲間からは、間違ったパートナー選んだね、と苦労している私にはとても笑えない冗談を浴びたりしました。ビザが欲しいためだけなら、5年以上も苦しむかい!!!っちゅう話なんですがね。。

ところが2019年に入り、事態が好転。パートナービザの上限に変化が見られ、そして彼の過去のうち一人の申請が進んでいなかったことも確認でき、私たちの条件でもパートナービザを申請できることになりまして、今、申請作業を急いで進めているところなのです。

結果的に、過去の試練をありがたいと思える不思議

なのでね、私は、個人の力でビザを取る大変さも身をもって理解しているつもりですし、それを経たからこそ、英語力がうんと伸びた、高い学費を払って大変だった資格も修得できた、仕事も広がった、物怖じしなくなった、強くなれた、という今の私がいることに迷いなく頷けるわけです。

もしも私がサクッとパートナービザを申請できてしまっていたならば、何かにつけて、彼を頼らないといけない海外生活をしていたかもしれなかったなと恐怖さえ感じます。これは、あくまでも怠けグセが強い私の場合ですよ。

現在、私は急ピッチで、パートナービザの申請に向けて書類を整えているんですが、彼が書類作業が苦手なこともあり、私一人でビザのための英文、その他の書類作成も行なっています。こんなこと、今までの苦労がなければとてもとてもできなかったと思うわけで、自分の成長を(5年も経ってるんでアレなんですが、、)感じざるを得ないという点においては、冒頭のツイート発信者の『結果は同じでもその過程での努力はその後の自信に繋がっている。』に、強く共感、実感するわけなんです。まあ、結果的に私は、個人移民ではないけど。

私の資格修得時代の友人の多くは、私が逃げてきた地方で今もなお、ビザ取得のために奮闘し続けています。そして、このブログを通じて知り合うことができた多くの方々もまた、個人でビザを取得するために絶えまない努力してきています。これには、正直、頭が上がりませんし、それがあるので、私が今回申請できることになったパートナービザの運に、本当に感謝しないといけないと強く感じています。

実はまだ資格修得時代の友人には、私がパートナービザを申請できることになったということを伝えられずにいます。なんていうか、正直、言いようのない後ろめたさを感じているからで、今なお努力を続けている人に、逃げだした私がどうやって伝えるべきか、うまく着地できていないんです。

話が逸れました。

ついでに、ツイッターの怖さ

ところで、結婚移民の日本人の方々から多くの批判を浴びているこのツイートに戻ると、このツイート発信者は、アカウント名からも英語学校を経営されていることは明らかで、おそらくなんだけど、多くの卒業生を見てきた上で、個人の努力でビザを取ろうとする人が日に日に逞しくなっていく様を見る機会が多くて、そのたびに驚かされるってことがただ言いたかったんじゃないの? と思ったります。

コロコロと変わるオーストラリアの移民法に振り回されている人はとても多く、個人で永住権を取るためには目に見えない『運』が必要だと、同じように振り回されてきた私自身も感じますし、その『運』によって永住権が取れた人、悔しくも取れなかった人を多くみてきた学校経営者だからこその、ツイートではないのかと思いを馳せるのは私だけでしょうか。

まあ、ご本人にその意図があったかなかったかなんて知りようもないけど、個人で永住権を取る大変さの対照として『結婚』をあげちゃったのは、結婚移民者から反感をもらっちゃうかねーー。。

それにしてもこのツイッターを受けてカラの流れを見ていて思うのは、文字数が限られたツイッターは、やっぱり見るだけに限るかな。。下手に転るの怖い

こわいっす。

さいごに

結婚移民者にも、十人十色、いろいろな苦労があると思います。

個人移民者、結婚移民者、どちらがどうという話ではなく、どちらも凄くて、どちらも大変で、結果は同じ永住者。

まだその結果に辿りつけていない私からすると、どちらも羨ましいんです。

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コメント

  1. アバター SunnyHeart より:

    こんにちは。Twitterからこちらのブログに来て沢山のステキな記事を読ませて頂きました。こんなにvisaの条件に振り回されながらも色々乗り越えて来られていて本当に尊敬します。私もまだ永住権は取れていませんがこのまま彼に頼りっぱなしな人生になってしまいそうでこれから更に学校へ通ったり資格を取ったりして将来何かあってもちゃんと自立出来るように仕事も見つけたりしなければと真剣に考えているところです。資格もお仕事もありしっかり自立されてるローラさんを目指して私も頑張ろうと思いました。

    • アバター ローラ より:

      Sunnyさん(とお呼びしていいんでしょうか..)
      こちらこそ、Sunnyさんのツイッターに出会い、遡って拝見させていただいて、私(や彼)が目指したい動物たちに囲まれた素敵な自然暮らしをされているなーと強い興味を引かれていたところでした。
      動物愛護の勉強もされているんですか? 実は、彼が購入した土地(シドニー郊外)が広大なので、怪我をして救助された動物たちの引き取り場所(解放場所?)として使ってもらえないかどうか、施設に問い合わせてみたんですが反応がイマイチ薄くて、そういった動物たちは専用のナショナルパーク行きが決まっているのかねーと話していたところです。ご存知ないですよね?

      いえいえ、私は結果的に、振り返ると大変な道でしたが、当時は必死に食らいついていたまでです。その反動だと思うんですが、パートナービザを申請できることがわかって以降のこの数ヶ月間は抜け殻のようにダラダラした生活を送っています。仕事も週1するかしないか。。さすがに貯金の底が見えてきたので、奮い立とうとした矢先の長期イースターホリデーという苦笑。

      何はともあれ、お互いに生活を豊かにできるようにしていきたいですね!
      今後は、Sunnyさんのツイッターも楽しみにしていきます。

  2. アバター たれこ より:

    こんにちは。だいぶ前にコメントさせていただいたことがあります。私もチャイルドケアのDiplomaを勉強して、現在はキャンベラでルームリーダーをしています。2016年に働き始めてRSMSで申請するも1度目は通らず、二度目申請して2018年末にやっと永住権が取れました。まだあと2年働かないといかませんが、、
    キャンベラに引っ越してから、縁がありオーストラリア人の彼ができて、数ヶ月前に結婚しました。
    自力で永住権を取り、ストレスが半端ありませんでした。
    「あと数ヶ月前に彼と出会えていたら」と何度も思いました、、、
    しかし、すべてが縁なのだと思います。
    いつかこの苦労した経験が、役に立つのだろうと思っています。
    ローラさんの永住権が無事におりますように。

    • アバター ローラ より:

      たれこさん ご無沙汰しています!
      すみません。なぜかいただいたコメントがスパムに入っていて、気がつくのに時間がかかってしまいました。失礼しました。

      以前にお話させていただいた際、たれこさんはRSMSの先輩だと思っていたんですが、そんな経緯があったんですね。一度目が通らなかった時のショックを考えると、、、、、二度目が無事に通ってそして永住権が取れて、やっぱりたれこさんは私の先を行く先輩です!

      そして、ご結婚おめでとうございます!!! 以前に海藻類が食べられないw婚約者さんの話を聞いていましたが、出会いはRSMSの後だったんですね。いやーほんとに、全てが縁で、全てが繋がっているんだと私も感じざるをえません。
      私が渡豪したのはギリホリなタイミングで、周りは若い人ばかり。。もっと早くに海外に来ればよかったと当時は思ったものです。けれどそのタイミングで来たからこそ今の彼との出会いが持てたんだと感じています。その彼と出会ったのは6−7年も前ですが、すぐにパートナービザを申請できなかったために資格を取り英語力も伸び自信もつきました。RSMSには手が届かなかったんですが、今、永住権取得の一歩手前までたどり着くことができたのも、もともと繋がっていた線だと思うんです。

      たれこさんのあと2年のルームリーダー職がスムーズに運ぶことを願ってやみません!!!
      改めて、返信が遅くなり失礼しました!!!