初老からのナンパで教わった、未来を明るくする方法

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こんにちは、ローラです。

昨日、一人でぷらぷらとショッピングセンターを歩いていると、『Hi How are you? You’re so beautiful.』とボソボソとした男性の声が耳に入ってきました。電話口でこんなスウィートなことを伝える人もいるのかー、電話先の相手は幸せ者だなーとぼんやり思いながら、私は目的の方向へと進んでいきました。ところが、どうやらその声が壊れた録音機のように、『Hi How are you? You’re so beautiful』を繰り返しながら後をついてきていることに気がついたわけです。まさかこれが自分に向けられているセリフだとは思ってもみなく、けれどこうなるとちょっと気持ち悪くてもう振り返れない。私は、聞こえないフリして、適当に撒こうと思ったわけです。

ところが、撒くよりも早く目的地の売り場に着いてしまい、その声の主が私の真横に君臨してしまったんです。仕方なく、いま気がつきました風に視線を送ってみると、そこには、小柄な初老の男性が立っていました。『You are so beautiful』と改めて真正面から目を見て言われ、私は正直、苦笑い。彼は『自分はギリシャ人のシンガーだ』といい、『パブで歌を歌っているんだ』と自己紹介を始めてきました。あんまり興味もないし、けれど相手が初老なせいか、なんとなく邪険にしては失礼なようにも思え、話を一通り聞くハメになりました。と言っても、私にはグリークアクセントが強くて、内容の半分くらいしか頭に入ってきませんでしたが。

一応断っておきますと、私は人目を引くような美人な容姿では決してありません。日本人にしては少し手足が長めなようで、時にスラッとしたスタイルに映るようですが、ボンダイを歩けば、スタイル抜群の絶世の美女がそこらじゅうを闊歩している中でのアジア人の私は、正直ただの風景の一部です。なのに、なぜ? (私はこのとき、ボンダイにいました。)

まあ、美の価値観なんて人それぞれだと言ってしまえばそれまでなんですが、その初老の男性にとって私は声を掛けやすい感じなんだと、解釈しました。

初老の小柄なギリシャ人が『君をプロモーションビデオのモデルにして、横にはポールダンサーを踊らせて、うんちゃらかんちゃら』と勝手な妄想を投げつけてくるのにちょっとうんざりしてきたので、『彼氏が待ってるから、もう行かないと』と私が言うと、初老は『彼氏も一緒に連れてコーヒーでも飲もうよ』と全然引かない。初老、強し。

私の経験上では、興味がないナンパ?は、彼氏の話題を出すとうまく撒けるという鉄則があったんですが、あっけなく破られてしまいました。この流れに関心してしまい、まんまと連絡先を交換するハメになり、年の功の威力というものを思い知らされた次第です。

それにしても、こっちが相手に興味があるかどうかは別にして、相手から美しい言葉、褒め言葉をかけてもらうのはやっぱり嬉しいものだなーと改めて気づかされました。私の外国人彼氏は、甘い言葉を日々発信してくれるタイプではなく、まるで日本人のような言わなくてもわかるでしょタイプなので、『You’re so beautiful』なんて言われたのなんて、一体全体、どれくらいぶりだか検討もつかない。けれど、言葉というのはやっぱり力を持っているというか、言われたこっちまで、本当にBeautifulになった気がするから不思議なものです。褒め言葉の持つ底知れぬパワーを、改めて、初老のナンパから教わりました。

ここ数年の私は、年齢を重ねてきたせいでしょう、恥じらいが減りつつあり、自分のタイプの男性に面と向かって『Oh my goodness. Why you are so handsome?』と真顔で言えるようになってきたので、私なりに世の中の男性のイケメン化に微力ながら貢献していると思うんですが、こんなことから会話の糸口を簡単につかめたりするので、本気で出会いを求めている人にはぜひ思い切って褒め言葉を多用してみることをおすすめします。私は私で、私のほうから彼氏にもう少し褒め言葉を渡していこうと思います。きっと、アゲマンと呼ばれる人たちは、こういうことを自然とやっているんじゃないでしょうかね〜。相手を褒めて伸ばす。相手が伸びれば、自分の未来もきっと明るいってわけです。これってもしかしてものすごく簡単な方法じゃない?

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