90年代の大ヒットドラマ『ロンバケ』を久々に観て感じたこと

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こんにちは、ローラです。

きっかけがなんだったのかイマイチ覚えていないんですが、この週末、『ロンバケ』動画を1話から最終の11話まで見漁りました。今、20代前半でワーホリに来ている世代の中には、全く知らない、観たことがない人も少なくないかもしれませんが、『ロンバケ』とは、今から22年前..!!の1996年に放送された木村拓哉と山口智子主演の大ヒットドラマ『ロングバケーション』のことです。

『ロンバケ』が放送されたあの当時、私は東京都内で高校生活を満喫していました。その頃、高校生雑誌なるものが世の中に溢れていて、今ではとても考えられないんですが一般素人でも高校名と本名とそして顔を晒して雑誌に掲載されることが都内の高校生たちにとっては普通だった時代です。私も恥ずかしながら盛りのついた顔をして雑誌に載ることをステータスにしていたことを覚えています。それはそうとそんな時代も手伝って、このドラマ『ロンバケ』のエキストラとして当時、私も友達と一緒にドラマの撮影に参加していました。

当時は、このドラマがここまで大ヒットするなんて知る由もなく、飛ぶ鳥を落とす勢いだったキムタク見たさにエキストラに(しかも当時エキストラ代としてのお小遣いももらえた!)喜んで出かけて行ったのです。2話目かなんかで初めて登場する地下のクラブのダンスフロア、若者が音楽に合わせて踊る混んだフロア内を、主役の面々がドリンク片手に移動するシーン、あの画の中に高校生だった私も混ざっていたんですが、軟弱な音大生を演じるキムタクなんかより竹野内豊のギラついた役柄、見た目、スタイルの良さに素人の私や友達は胸を射抜かれた覚えがあります。キムタクなんてまじ目じゃない、ユタカ最強!!!!!なんてことを興奮しながら友達と熱く語った、個人的に思い出深い作品です。

そんな個人的な思い出を胸に久々に『ロンバケ』動画を観たんですが、それにしても今では考えられないたくさんの違和感をこのドラマを通じて感じました。ファッションやメイクなんかは時代と共に変わるからそこは抜きにしても、例えばタバコ。主役二人のものすごい喫煙率。車、部屋の中、飲食店、とにかくどこでもプカプカとさも美味しそうに吸う。そして、お酒。プシューっと缶ビールを毎晩毎晩まー美味しそうに空ける。そしてワインもいちいち美味しそう。とにかく、タバコとお酒の登場率の高さに、久々に昔のドラマを観ていて驚いたわけです。まあそれだけじゃなく、有名なピアノコンクールを目前にしたピアニストたちが深夜にバスケをやるっていうシチュエーションにもかなりの違和感だったけれど、他にも今ではカッコイイだけの役どころが多い木村拓哉の、情けないモテない青年の役どころとか華奢で幼さの残る二の腕とかにもね、時代を感じキュンキュンしました。

最近だったかキョンキョンこと小泉今日子との不倫で名前が上がった豊原功補なんてもう、この当時から大人の色気がムンムンで、ドラマが放送された高校生時代にはとうてい感じられなかった、この成熟した色気ある大人の国崎さん(豊原)からの求婚と、まだまだ青臭さの残るセナ(キムタク)の間で揺れ動く31歳の南(山口智子)の心境とかね、婚期をとうに超えていまだ独身の私にはもどかしさ以上になんとも考えさせられるものがありました。

当時高校生だった私はいつのまにか、彼女の設定の年齢をはるかに超えてしまっているんですが、それでも彼女がドラマ内で語っていた、大人だから強い自分でいないといけない、でもそれにたまに疲れる、とか、自分のことを「ちゃん」付けで呼んでくれるのが久々で、女子扱いされているようで国崎さん(豊原)と一緒にいると安心できる、なんていうセリフを聞いて、30歳を超えた頃ってそういえば私も、ちゃんとしなくちゃいけない自分と幼すぎる自分とで苦しんでたような気がするなーなんてことをぼんやりと思い出したりしました。そしてこれが日本特有の悪しき習慣だということも、7年に及ぶ海外生活の中で学んだことでもあるんですが。

それにしても、頭をポンポンよしよし撫でられるのって、私はほとんどの日本女性が男性からされたい行為のトップに入ると思うんだけど、年齢が上がるにつれ、されなくなるんだわ。けどこのドラマ内では国崎さん(豊橋)がなんどもなんども南ちゃん(山口智子)の頭を撫でるシーンが出てきてね、私はそんなところで女子の顔に戻る南ちゃんの気持ちが痛いほど感じたような気がしました。高校生だった私には、なんとも感じなかったシーンなんですがね。

そして、自分の年齢が上がるにつれ、恋愛対象も年下にならざるを得ない状況での相手の気持ちに対する不安とかね、高校生だった私にはわからなかったわー。

まあそれとは別に、当時はカッコイイとさえ感じた年上の南(山口智子)のサバサバ&ハイテンションな様子に22年後の私は痛々しさしか感じられなかったのは新鮮な発見でしたが。


高校生だった頃から22年。紆余曲折し異国の土地で未だに私はあの当時と変わらず独り身ですが、『ロンバケ』の挿入歌として使われていたこの懐かしく甘いメロディーを久々に聞いてみると、当時はまったく理解できなかった英語の歌詞がすーっと頭に入ってきたりして、まあこれだけでも多少なりに成長したのかと、ぼんやり自分を励ましています。

それにしても『ロンバケ』、まだ観たことない若い人にはぜひ一度は観て欲しい、キュンキュンドラマです。それとも、ちょっと登場人物と時代背景が違いすぎるかなーどうかなー

違法なんですが、この時代、ドラマや映画の無料動画を簡単にネットで見つけられるので、私のようにいま海外に住んでいてもたいがいの動画を家で無料で鑑賞することができます。ほーんと便利な時代。ワーホリで海外に来ている人は、最初のうちは日本語環境を避けようと頑張ると思うんですが、半年もすぎてくると日本語が恋しくなるんですよね。せっかく好きで英語環境にきてまで、日本語の動画を見ることは英語学習という意味ではまったくオススメはしませんが、たまに見ると本当にハマる。ハマりすぎるので気をつけてねっていう話。

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