こんにちは、ローラです。
オーストラリアに来る直前に購入したMac Book Airのキーの一部が作動しなくなり、マシン自体もファンがブンブン言い出したので、何らかのアドバイスをもらおうと(&修理のアポを取るために)アップルのカスタマーサービスに問い合わせてみました。
日本でのアップルストアのサービスがどうだったか覚えてないんですが、オーストラリアでは、「電話」か「チャット」か「直接窓口(事前予約必須)」でサービスを受けることができます。
私にいたっては、機械に詳しくない中で英語での電話の問い合わせは恐怖なので、なにかあるとすぐにチャットで問い合わせすることにしています。相手の言っていること(特に普段つかったことのない英単語)が分からなければすぐに辞書も使えたりして都合がいいのです。そして窓口修理のアポを取るのも、自分で押さえるより担当者通した方が、なぜか早い日程の予約が取れたりするのです。
ところが、チャットで説明してくれたSarahさん曰く、遠隔で解決しようとしても簡単には私のパソコンの現状が回復しなかったから本格的な修理が必要で、ただし私のパソコンは5年以上経過しているから、窓口に持ち込んでもワランティの対象外なため、サードパーティ(安く修理してくれるお店)に持ち込んだ方がいいという。
言われたように安いところに修理に出してみようかとも思ったんですが、このパソコン、オーストラリアに来る直前に購入した=約8年選手なので、思い切って新しいパソコンを購入することにしました。なので、今回は、オーストラリアでパソコンを買わざるを得ない場合の購入方法と少し安く購入できる方法をご紹介しようと思います。
オーストラリアでパソコンを購入する方法
もし購入メーカーや機種にこだわりがなければ、以下の家電量販店が大手で、かなりの割り引きにも応じでくれてとても便利です。
『Harvey Norman』 もしくは 『 JB Wi-Fi』
どちらも、WestField(大型ショッピングモール)には必ず入っているお店で、PC機器類も正規品の半額に近い金額で売られています。Windowsのパソコンを安く買いたい場合(メーカー、機種にこだわりながなければ)、この両店舗に足を運んで、最安値でスペックのいいパソコンを選ぶという方法がいいと思います。
両店舗を比べると、Harvey Normanの方が、スタッフのサービスがよく知識も豊富なイメージがあります。
Office Works
このオフィスワークスは、オフィスに必要なものすべてが安い値段で揃うお店で、ペンやノートといったステーショナリーから、パソコンやプリンタ等の電子機器も扱っています。
ただ、パソコンを買う視点でいうと、扱っている種類自体が少ないので、ここでパソコンを買う必要はないかなーという感じもしますが、一応。
ただ、たまにiPadが特価で売っていたりするので、個人的にかなり気になっています。
ebay
ebayとはオーストラリア(というか海外)の大手のネットショップです。近くに大手ショップがないような場所に住んでいる場合、このeBayを使って購入することも可能です。
ただし個人的には、パソコンといった精密機器をネットで購入するのは怖くてできませんが。*キッチン用品やドッグフードの購入などは、私はこのeBayを頻繁に利用しています。
マックブックを買うと決めている場合は直接、Apple Storeへ
Windowsではなく、もうマックブックを買うと決めている場合は、本家アップルストアで購入するのが故障後の保証も含めて、間違いないと思っています。当然、マック製品の知識が豊富なスタッフが揃っているわけですし。オーストラリア内、主要都市には必ずアップルストアがあるので、とても便利です。
そして私はもともとMac Book Airを使っていて、新しく買うのもマックがいいと思っていたので、迷わずアップルストアに向かいました。
ちなみに、海外にいるとマックブックは本当に人気だと感じます。アップルストアがあちこちにあるので故障の際や備品の買い足しなど、マックを使っているととても便利なことも一因だと思ったりします。私も、日本から持ち込んだパソコンが不具合になった際(私が素人なので、ちょっとしたことでもすぐに不具合になるんだけど)、アップルストアに直接持ち込むことができて&少々の不具合はすぐに解決してくれて、とても便利だったので、海外で生活することを考えている人は、アップル製品を購入しておくことを強くお勧めします。
*アップルストアで少しでも安く買う方法*
正規品を正規のお店で買うにしても、少しでも安く買いたいと思うので、今回私が体験した割引方法をご紹介しておきます。
Refurbished 商品から選ぶ
先述のチャットで問い合わせたカスタマーサービスオペレーターのSarahさんから教えてもらったんですが、Refurbished Products(正規品の修理品)なるものが、下記Websiteを見ると紹介されています。本家でしっかりと修理されたもので、1年の保証もついていて、$300前後安くなっている商品もあるので、自分が狙っている商品が該当しないかどうか一度目を通して見るといいと思います。
▼ Regurbished Products
https://www.apple.com/shop/refurbished/mac
学割を使う/購入の際に「大学生」と述べる
今回、私が割引きを受けた方法はこれです。
いざ購入商品を決めて、お会計の流れになった際、いろいろと商品の説明に親身になってくれたカスタマーサービスの担当者から、「Are you a student?」(学生さん?)と聞かれ、私は「Kind of」(そんな感じ)となぜか無意識で答えたのです。するとその担当者、手に持ったデバイスをピコピコしながら、「Which Uni are you in?」(どこの大学行ってるの?)と聞かれ、「Uhhh… to be honest, I’m not Uni student, just college student」(えっと、、実際は大学じゃなくてただのカレッジの学生なの)と、そもそも学生でもないくせに私が答えると、彼女はその手に持ったデバイスの画面をスクロールしながら「Well, So you are now Catholic @##$% Uni Student. Then you can get a discount.」(そうねー、そしたらあなた、カトリックのうんちゃら大学←聞き取れなかった、にしましょう。そしたら学割効くからね)とウィンクして、会計を進めてくれたわけなのです。
で、実際の割り引き額は、こちら。
当然、大学生でもないから学生証などを見せたわけでもなく、けれど、学割として$143.40もの割引きを適応してくれました! 海外のアップルのサービス、すげーってやつです。
今回、新たにパソコンを購入するにあたって、$1900と$1500とでどちらを購入するかとても迷ったんですが、接客の方のススメもあって、どのみち高い買い物をするのに、$400しか違わずにいい商品を手に入れられるなら高い方にしておこうと、この$1900のマックを購入することにしたんですが、$140もこっそり割り引きしてくれたので、ものすごくいい買い物をした気分になりました。
海外で購入したマックブックと日本製品との違い
日本で購入するマックブックと海外のものと、大きな違いはキーボードだと思います。
こうだったのが、
こうなった。
海外のマックブックのキーボードには、『かな表記』がなくて、スッキリーーーーです。
どのみち、日本語の入力もローマ字入力なので、実際『かな表記』要らない、よね。
海外版は当然、『英数』『かな』の切り替えキーもないのと、『Control』 『〜』『@』等の位置が若干違うので、多少の慣れは必要ですが、まあ時間の問題ということでしょう。
電源プラグも、オーストラリアで購入すると当然オーストラリア仕様ですが、アップル製品の場合、このプラグが簡単に取り外せて仕様に合わせて交換できるので、日本で使う場合にも、大きな問題ではないということ。

この部分がポコっと外れて仕様を変えられるのはとても便利。
そしてなんといっても、アップル製品は、海外で購入したとしてもパソコン自体の言語を日本語に設定することができるのが大きな安心材料でした。さらに、新しいパソコンを購入したとしても、アップルIDで、元のパソコンに入ってたデータ(Safariに入ってたブックマークとか、iCloudに入ってたデータとか)がそのまま新機種にも移行されていて、使い始めたばかりの新しいパソコンですが、面白いほどに違和感がなく、サクサク使えています。
さいごに
私が8年使っていたマックブックは、AirDropの機能がついていなかったので、今までいちいち携帯の写真の取り込みにケーブルをつながなくてはいけなかったんですが、これが不要になっただけで、すでにもうめちゃくちゃ便利で感動しています。
ただ今回、唯一残念だったのが、電源コネクタが『USB-C』という新しいタイプのものになってしまい、そして今までは左右についていたUSBコネクタが完全になくなってしまったということです。こんな感じに。
(上のマシンが、新しいマックブック)
現状だとマック充電中に携帯を充電することができないので、別売りのデバイスが必要で。
とはいえ、利点の方が大きいので、個人的にはとても満足しています。久々の大きな出費でしたが、なんといっても、これでこれからまた快適に、そして5年近く(以上)はパソコンの心配をしなくていい!!!ということは、ものすごく安心でとても嬉しいです。
今回のこの記事が、パソコンの購入を考えている方のお役に立てれば、なお嬉しいです。