カジュアルスタッフの苦悩と学び チャイルドケア

Pocket

つい先日、高い時給のお給料をもらって喜んでいたのも束の間、3日連続の慣れない現場でのカジュアルジョブはどっと疲れました。

1日のセンターや部屋ごとのルーティーンが頭に入ってないのでいちいち右往左往、子どもたちの名前も覚えるのに一苦労=名前をしっかり呼ばないと子どもたちが見知らぬ私の言うことを聞かない、スタッフ(Educators)の名前すら頭に入ってない。特にこのセンター、Educatorsの名前を子どもたちには名字で呼ばせているので、例えば名前がニコール・キッドマンなら、Missキッドマンと子どもたちの前では呼ばないといけない。スタッフ同士においてはニコールって呼んでいても。なので私はただでさえガイジンの名前が頭に入らないんですが、このセンターにおいてはもう..。名字で呼び合うチャイルドケアはここが初めてです。




私のこのカジュアルで働くセンターは、オープンしてまだ6年目くらいなのですが、毎年賞を取るようなクオリティの高い教育プログラムを掲げていてそのため地域内でとても人気があり、入園のWaiting Listはゆうに3年らしいです。妊娠がわかってすぐにListに名前を載せても3歳で入れるかどうか。

そもそもこのセンターのオーナーである女性二人は、もともと小学校の先生だったらしいんですが、入学してくる子どもたちのほとんどが学校の準備(集団学習)ができてなさすぎて教育どころじゃなかった。なので先生を辞めて、「School Readiness」「School Transition」を強化したこのセンターをオープンさせたとのこと。6年前にオープンさせたセンターAが大ヒットで、去年同じエリア内にセンターBもオープンさせたという経緯らしい。同じ地域内に住んでいるので、このセンターの噂は聞いていましたが、噂通りすごい。
前回記事にした通り、昨年オープンしたセンターBはまだ質が安定してないけど)

通常センターは、Toddler(2−3歳)グループ、Preschool(3−5歳)グループといった年齢ごとのグループに部屋が分かれていて、各部屋子どもたちの人数に合わせたRatioで担当スタッフ(Educators)の人数が充てがわれ、その部屋の中で固定された担当スタッフによって1日のルーティーン&プログラムが実施されます。

このセンターも、年齢ごとに分けられていることは一緒なんですが、センターが強化している「School Readiness」「School Transition」が対象になる年齢のPreschoolが40人近いので、これをまた4つくらいのグループにしっかりと分けられています。各グループは色名で呼ばれ、ネイビー・ブルー・グリーン・レッドetc 子どもたち自身も自分が何色グループに属しているか当然理解しています。そしてこの色分けされたグループを、1日のルーティーンの中でプログラムごとに動かしていきます。一応色分けされたグループに担当Educatorはいるものの、1日を通してずっと一緒に過ごすということがなく、1日の中でArt&Craft、Physical Activity、Science Activity、Computer Activity, Music etcといったプログラムをそれぞれ得意なEducatorが担当し、各アクティビティセクションを子どもたちが1日を通して循環していく、というルーティーンが組まれているのです。

いろいろなセンターを実習や仕事で経験してきましたが、このシステムで動いているセンターは初めてで感動しています。確かに、私が1年働いてきたセンターのPreschool(MAX20人の部屋)を担当するRoom LeaderのEducatorは年齢が高く、明らかにPhysicalActivityが苦手でした。そりゃそうよね。誰でも得手不得手があるし。けどそれは子どもたちに関係ない。この年齢の子どもたちは外でエネルギーを放出する時間がとても大切なはずなのに、この担当Educatorに変わってからは外遊びの時間が圧倒的に減ったのです。彼女は静のActivityが得意だったんでしょうが。

なので、センターが掲げるPhilosophyやPolicyがあったところで実際の現場はEducatorの力量によって当然ながらプログラムや質が大きく異ってしまいます。ということを踏まえても、今働き出したセンターの教育プログラムは勉強になるなーと思っています。

ところがこのセンターの特徴である1日を通して様々なセクションに子供たちをTransitionさせるというルーティーンは、カジュアルで働く身にはとてもハード。1日を通じて、子どもたちと同様に、働くセクションもグループもあちこち変わるので。私はちょくちょく迷子になりました。今この瞬間、どこを担当すればいいか分からずに。(Toddlerグループは、他のセンター同様、固定の担当Educatorsによって1日が回るので簡単なんですが)

カジュアルジョブとして時給が高いのはとてもありがたいけども、早く固定のシフト&固定の仕事を担当できるようになって、他のスタッフ、子どもたち、両親との信頼関係を築けるようなもう少し有意義な時間を築いていきたいと、カジュアルで働き出して5日目を終えて早くも感じ始めています。






シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする