必ず知っておきたい オーストラリアで車を運転するときの基本ルールと注意点

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こんにちは、ローラです。

日本でペーパードライバーだった私が、オーストラリアで車を運転しなくてはいけない必要に迫られ、ペーパードライバーを克服してから5ヶ月が経とうとしています。いやー早い。今では日常生活にマイカーが欠かせないものとなり、この克服は、7年目になる私のオーストラリアライフを大きく変えました。運動不足で5kgほど太ったしね。

それはそうと、今回、オーストラリアで車を運転するときの交通ルールと日常の注意点などまとめてみようと思います。これについてまとめられた他のブログを見ても、あれが抜けてる、これが足りない、なんて思うことが多く、これはもしかするとふだんあまり運転していない人が記事を起こしているんじゃないかと感じていたので、このページにはものすごくたくさんの情報を詰め込みました。

ぶっちゃけ、シドニー中心に生活している分には車がなくてもまったく問題ないと思う(スーパーでの買い物がちょっと大変なくらい)けど、ワーホリでラウンドしたいとか、別の都市に住んでるとか、たまには遠出をしてみたい、という方はぜひぜひ一読ください、です。

オーストラリアは日本と同じ、左側通行

オーストラリアの車は、日本と同じ左側通行で走ります。なので、右折も左折も日本で運転するのと感覚が一緒。日本での運転に慣れた人は、とても簡単にオーストラリアの運転に慣れるはずです。

ただし、左折の際の徐行運転、というのをこっちのドライバーはほとんどしないので、日本のようにゆっくり左折しようとすると、後ろの車にクラクション鳴らされるかも。まけど安全第一ということで自分に慣れた運転をすることがここは大事ということで。

ちなみに、いくら前方の車のせいだったにしても、事故(前方の車に突っ込んじゃったりした場合)を起こした責任は、まず後方の車のせいになるようなので、しっかりと車間距離は保つようにと、車を運転しだした際に、オージーの彼氏から強く言われました。

シドニーの交通量と他のドライバーの運転レベル

交通量も、シドニーの一部(シティ内)をのぞいて東京の比にならないくらいの量。それでも近年、車の渋滞がひどいとローカル(そしてウーバードライバー)は嘆いています。通勤通学の時間帯は日中よりも道が混んだり(小学校までは親の送り迎え必須なこともあり)、先を急ぐ運転の荒いドライバーも見かけるので、一応の注意が必要です。

それでも、シドニーで5ヶ月前から初めて車に乗り出した私がまあ普通に車を使っているので、日本で運転になれた人なら大したことのない交通量、そして他のドライバーもさほど粗々しさのない運転レベルだと思っています。

ただし、オーストラリアにはいろんな国の人がいるので、荒々しい運転をする人というよりも、この運転スキルでさえもうハンドル握っちゃってるんだっていう、ダムダムドライバーの方が多い印象です。こういった人たちから巻き込み事故をもらう可能性があるので、やっぱり車間距離はしっかり保とうということだと思います。

ハザードで「Thank You」はしないよ、その代わり、

日本では、後者の車にお礼を表す意味で、ハザードでカチカチやると思うんですが、オーストラリアにはこの習慣はありません。その代わり、ドライバー同士で視線を交わしたり、片手をあげたりして感謝の気持ちを表しています。例えば、合流車線で入れてもらった際には、後ろの車から見える位置、左手をあげてありがとうと表したり、相手の顔が見える位置なら、直接視線を合わせて「Thank you」と口にしたりしています。

基本中の基本、ラウンドアバウト/Roundabout

このルールを口で説明するのはとても難しい。他のサイトで勉強してくれ、と言いたいところなんですが、オーストラリアで車を運転する際に、このラウンドアバウトを避けては通れないので頑張ります。

ラウンドアバウトとは、信号機のない円形の中央分離帯がある交差点です。ラウンドアバウトの手前にはこの円を描くぐるぐるとした標識が必ず立っているので、ラウンドアバウトに進入する前に、いつでも停止できるくらいまでスピードを落とさないといけません。そして時計回りに通行するというのが基本のルールです。

このラウンドアバウト、田舎に行けばいくほど、巨大な円形と通行が2−3車線にも及ぶものすごいラウンドアバウトを見ることができます。シドニーでは一車線で通行するラウンドアバウトがほとんどな気がする。なのでとてもシンプル。

このラウンドアバウトの基本は、とにかく右側からくる車が優先。自分がラウンドアバウトに進入しようとした際に、右から車が来ていなければ、そのまま進行してよし。左から車が来ていても、その車からすると私たちの車が右側なので、そのまま進行してよし。左側の車は、私たちの車が去るのを待たないといけないのです。同じように、自分がラウンドアバウトに進入しようとした際、右から車が来ていれば、その車を通してあげなくてはいけません。

というのがね、ラウンドアバウトのルール。言葉でご理解いただけるでしょうか。。

もっと細かく説明すると、行きたい方向によってウィンカー(こっちではブリンカー/Blinkerと呼ばれてる)を出して、他のドライバーの進行・通行を妨げないようにしないといけないんだけど、もうこの説明を言葉で表現するのはマジ無理なので、ビデオを紹介します。

こう言っちゃなんですが、運転していって慣れるしかないです。このラウンドアバウトは。

絶対!歩行者優先!!! 黄色い歩行者マーク

信号のない、絶対!歩行者優先の横断歩道なので、ここを歩行者が渡ろうとしている場合は、車は絶対に止まらないといけません。歩行者も、車が止まることを大前提に渡ってくるので、まじ、これ気をつけて。なので、この黄色いサインが見えたら、いつでも停止できるくらいのスピードに落とす必要があります。もし歩行者がいなければ、一時停止をする必要はなく普通に進行して大丈夫です。

ちなみに、黄色い標識が出る前にも、交通量の多い車道などでは写真のようなジグザグのマークを走行中の道路に見つけることができます。それが、この先に、歩行者優先道路があるよ、というもう一つのサインです。

車道にはジグザグマーク。そして写真奥の方に、黄色い歩行者優先マークがある、の見える?

平日のスクールゾーンの速度規制

学校の周辺の道路は、子供たちの安全のために、ある一定の時間帯にそこを通る車のスピードを制限しています。それがスクールゾーンと呼ばれるものです。このエリアには、写真の標識が必ず立ってあるので、指定の時間帯(朝8時〜9時半/午後2時半〜4時)は、必ず時速40kmで走行しないといけません。この指定エリアの終わりには「END SCHOOL ZONE」の標識があるので、そこを越えたら、一般道路の速度指定に戻して大丈夫。

ここは一般速度指定が50km/h指定。

ここは一般速度指定が60km/h。

これ、週末や祝日、スクールホリデー期間中は、このスクールゾーンは適用されないので普通のスピードで大丈夫です。

友達で、このスクールゾーンに気づかないまま一般の速度で通行しちゃって、あとから$300ちかい金額の罰則レターが送られてきたケースがあるので、スクールゾーン注意です。

ついでに、バスゾーン

大きな通りにこのバスゾーンが設けられていることが多いです。車線の一番左側で、そのバスゾーンの区間だけ地面が赤く塗られていることが多く、決められた時間帯は一般の車両は進入してはいけません、ということ。(近所にあまりバスゾーンがなくて、写真が撮れていません。撮れ次第、おいおいアップします。)

これも、このさき左折したいからと、早めにこのバスゾーンのある左車線に進入しちゃったがために、あとから監視カメラの証拠写真と共に罰金レターが届いたという友達がいました。たしかこのケースも$300とかって金額だった記憶。とにかくオーストラリアの罰則金は高額なので、もういろいろ注意です。

そのまま通過すると衝撃がハンパない スピードバンプ/SpeedBump

学校の近くや、お店が並ぶ商店街など、人通りの多いエリアに進入する際に、車のスピードを落とさせる目的で、このスピードバンプが設置されてあるようです。まあ、運転していてこう言った標識を見つけたら、スピードを時速15〜25kmくらいまで落として進行すればいいだけです。これしないと車への衝撃がすごいです。サスペンションにも負担が大きいから、ここを通る時は十分にスピードを落としてね、っていうだけ。

この写真のケースは、走行速度25kmまで落とすだけでよくて、これはわりと緩やかな凸です。凸が激しければ激しいほど、指定速度が遅くなるかんじ。

GIVE WAY マーク

GIVE WAY、つまり、道を譲れです。このサインがある場合は、いつでも停止できるくらいのスピードに落とし、別方向からくる車を先に通らせてあげます。特に車が来ていない場合は、一時停止する必要もなく、そのまま進んでよし。道幅が似たような交差点によく設置してあるイメージ。これがあると、どっちの車両が先に進行しないといけないか、待たないといけないかがこのマークで明確にされています。

信号が赤でも左折していいよマーク 「LEFT TURN ON RED」

このサイン、あんまり見かけないんだけど、知らないと戸惑うので載せておきます。
LEFT TURN ON RED、つまり、赤信号でも左折していいよ、という意味。交通量の少ない信号機に、このサインがついている傾向があるみたい。言葉の通り、右から車が走行してきていなければ、赤信号でも左折して大丈夫です。このことを知らないと、後ろの車からクラクション鳴らされるの必至です。

とにかくスピード違反に要要要注意

制限速度を守って走っていないと、スピードカメラや隠れたポリスマンにすぐに罰金を切られます。これ、時速5km前後のオーバーでも違反切符きられたとか、いやいや10km以下ならまだ許容範囲だとかいろんな説がありますが、違反を取り締まるこのスピードカメラが、都市部やハイウェイなどあちこちに設置されていて、とにかく切られて痛い思いをするのは自分なので、制限速度はしっかり守りましょうという話です。

シドニーの一般道路は、時速60kmが基本です。
そこから少し車道の狭いような住宅地に入ると時速50km、
そしてスクールゾーンが時速40kmとなる感じです。
交通量の少ない広い道路で、時速80km、
高速道路で、時速100km〜110kmが一般的です。

制限速度は、道路のあちこちに標識が立っているので、できるだけまめに速度オーバーをしていないか確認することを強くオススメします。

高速道路には、設置されたカメラだけじゃなく、ド派手な色のハイウェイパトカーが、ドライバーから見えづらい位置に潜んで、高速違反を取り締まろうとしています。

以前わたしは、シドニーとキャンベラ間(約300km)の往復を頻繁にしていたんですが、毎回少なくとも5台のハイウェイパトカーを見かけました。とにかくスピードの出し過ぎには注意です。

私の彼は、普段スピードにはかなり気をつけているはずなんですが、その日とにかく急いでいて、20kmオーバーという違反を切られていました。その罰則金、約$280。オーバーしたスピードによって、罰則金額が変わるようです。

信号無視

これ、あえて信号無視をする日本人はあまりいないと思うのですが、どうやらオーストラリアの黄色信号は日本と比べて時間が短い、と話す日本人が多いです。なので、日本の感覚で黄色でもまだいけると突っ込んじゃうとタイムオーバー。すでに赤に変わっちゃって、結果的に信号無視になってしまうパターンが多いようなのです。とにかくシドニー内には交通違反を取り締まるカメラがあちこちに潜んでいるので、もう無理かもと思った黄色信号は迷わず止まれです。さもなくば、まったくFINEじゃない高額なFine(罰金)レターが届くハメになります。

どうでもいいけど、日本で青信号と呼んでいる信号の色は、海外では「Green light」と呼びます。これ、7年経ってもいまだに私は慣れません。

厳しい? 緩い? オーストラリアの飲酒運転

オーストラリアも日本同様に、飲酒運転はダメです。これ、オーストラリアにくる前はもっと緩いもんだと勝手に思っていたんですが、普通に厳しいです。規定のアルコール値を越えた量が警察によるブレスチェックで検出されると、高額罰金&ライセンスの剥奪といった厳しい罰が待っています。

ただし、この違反になるアルコール数値というのが、日本より少し高めの設定のようで、3時間でビール2杯までなら大丈夫とか、ワインなら1杯、車を運転するまでに1時間ほど時間を空ければ数値に達しないとか、(体の大きさやアルコールの分解量とか、個人差がものすごくある話)トリックがいろいろあるようです。

けれど、金曜日の午後や、週末の朝などは、警察によるアルコールの検問があちこちで行われているので、日本同様に、飲んだら乗るながやっぱり正解です。

田舎や山道を走る際の、カンガルー注意報

シドニーから2時間も車を走らせれば、そこはもうのどかな田園風景が広がっています。ラウンドに行かれる際に、特に注意してほしいのが、カンガルーとの遭遇です。カンガルーの体は、人間と同じくらい、もしくはそれ以上のヘビー級です。あんなのに真正面から体当たりしてしまった日には、こちらの身も危険です。

カンガルーは基本的に夜行性なので、昼間に道路を横切ることは少ないです。そして昼間は見通しもいいので、もし遭遇しても衝突を避けることができるはずなので、まず大きな事故にはならないと思います。

気をつけないといけないのは、夕方と夜間。カンガルーは夕方の、太陽が沈みかけて影がのびてくる時間帯に起き出し、その影を追って移動するという習性があるようなので、この夕方の時間帯は、急に道路に飛び出してくるカンガルーの集団が多いです。制限速度より少し落として走行することを強くススメます。

そして、もっともコワイのは夜間。彼らは車のライトにびっくりして逃げ遅れることが多いようなのです。そして私たちも山中は暗いので、直前までカンガルーに気がつけません。走行車が他にいないからとスピードを出しすぎていると、道路に立ち尽くすカンガルーとの衝突を避けることができなくなるので、夜間のスピードの出しすぎには本当に注意してください。

私はブッシュにキャンプに出かけることが多いので、上記の注意点はオージーの彼氏から強く強く言われています。そして実際にも、日が暮れはじめた際には移動するカンガルーの集団に遭遇したり、夜間の暗い道のど真ん中で、じっと私の車のライトを凝視するカンガルーにも遭遇しました。私が至近距離で一時停止してはじめて、そのカンガルーは去っていきました。こうやって不本意に事故に巻き込まれてしまうんだと、心を痛めた瞬間でもありました。

ほかにも、田舎の道には不幸にも車に引かれてしまったカンガルーやその他の動物たちの死骸が無残にも転がっていることが多いです。それを避けながら安全に走行するためにも、スピードの出しすぎには注意してね、という話です。

さいごに

今回、私の住むシドニーを中心に書いていますが、州が変われど、オーストラリア全土で共通な内容のはずです。

オーストラリアは日本と同じ左側通行なので、車の運転はまったく難しくないはずです。私はマイカーを持つようになって、バスの待ち時間にイライラする必要もなくなり、買い物も簡単になり、行動範囲も大きく広がり、いいことしかないです。

今回、私と同じように車生活をこれから始めようと思っている方々に、無駄な罰金を支払わずに、安全にオーストラリアでのドライブを楽しんでもらいたくて、交通ルールと日常の注意点をまとめてみました。

他にも交通ルール思い出したら、随時追加しようと思います。

今回載せていない、駐車時のルールや、給油の仕方については、別のページでまとめてみようと思いまーす。

オーストラリアのガソリンスタンド攻略法」に給油の仕方など載せました。




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