海外事情 お酒に薬物混入されて意識を失った話

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こんにちは、ローラです。

海外のバーなどで、知らない人からお酒を奢ってもらうときには、『異物(睡眠薬やドラッグなど)を混入されないかどうか、注意する必要がある』っていうのは海外にいる女性ならもうみなさん周知のことと思います。

なんですが私自身、お酒が好きなくせに、それなりに強いという過信から怖い思いをしたことがあります。

あれは来豪したばかりの2011年頃、家から徒歩圏内のボンダイビーチのバーで飲んだ際に、突然にコントロールがきかない異常な酔い方をしたことがあり(徒歩5分程度なのにタクシーを利用せずには帰れなかった)、そしてあれは冬だったのに、着ていったコートもお店に置いて行くほどに意識がおかしく、間違いなく一緒に飲んでいたあいつに何かを混ぜられたんだと翌日に苦虫を噛みつぶす思いをしたことがあります。あんな経験をして初めて、知らない人から安易にお酒を奢られることの怖さを学ぶことができたんですが。

これ、日本では『レイプドラッグ』と呼ばれたりして問題視されているようで、ただこれは、女性にばかり起こることではないので、ドラッグが日本よりも身近すぎる海外、特にオーストラリアに住む方は、本当に注意してください。

これから紹介するのは、数週間前に私の豪彼の身に起こった話です。(信じるかどうかはあなた次第)

私の豪彼は、シドニーの超郊外に私有地(荒れた土地)を持ち、そこを綺麗にするための大きなマシンを数日前に購入し、その日はそれを購入先からその私有地へと運ぶ作業を行なっていました。5トン以上とかある大型マシンなので、当然大型トラックでないと運べない。なので一連の作業をドライバーに委託し、マシンを運んだわけです。このドライバーさんを利用するのは2回目で、多少の気心も知れた仲。全ての作業はスムーズに行われました。

新しいマシン(=Toy)を手にした彼はテンションもいつもよりも高く、そして近くで田舎仲間たちが集まるキャンプファイヤーへと、そのドライバーも連れて出かけていきました。

私も誘われたんですが、その日はなんとなく人付き合いがめんどくさくて、一人で残ることにしたんです。

そしてその2時間後、この彼は、私が6年間一緒にいる中で今まで一度も見たこともない異様な姿で戻ってきたんです。

彼が運転して出かけた車で戻ってきたのは、トラックドライバーでした。彼がたった2時間で車を運転できなくなるほど酔うはずもないことを知っている私は、そしてたった数分距離を彼が大事にしている車を誰かに運転させることも珍しく、不思議に思いました。

様子がおかしいと思い、車に近づくと、非現実がそこにあったんです。

私の彼は、助手席に座ったまま私の声にも反応しない。手は硬直したように異様な向きに指が反れ、足は痙攣しているのか膝で円を描くような動きを繰り返す。顔を見ると、目は開いているような開いていないような、黒目はグルグルと一点を捉えられずに小刻みに移動し、顔の筋肉も硬直しているのが見て取れる。唇を尖らせては緩ませるという不自然な動きをし続ける。

私は、彼のあまりの異常すぎる様子に、アクシデントがあって頭でも打って、神経がおかしくなったんだと怖くなりました。ところが、トラックドライバーに聞くと、彼はショットを数杯飲んだだけで、少し休めば大丈夫だとのたまう。彼のこの異様な状態を見ても、大丈夫?

へ!?

私はあまりにテンパる気持ちを落ち着かせて、ドライバーの言葉をいったん飲みこんだんです。そして、ドライバーは帰らないといけないからと、私と異常な彼を残していなくなってしまいました。

私たちのいるその私有地は、電話も繋がらないような僻地なので、急に二人だけになり物凄く怖くなりました。このまま彼をこうして休ませてるだけで、本当に意識が回復するのか、そんな保証はまったくなく、ドライバーが姿を消して数分後、じっとなんてしていられないと、彼が助手席に眠る車を私は、まだキャンプファイヤーをしているであろう場所に飛ばしたんです。

ファイヤーを見つけた私はテンパりながらも、彼の様子がおかしいこと、なんでこんなことになったんだと震えながら訴えかけました。すると、みんな、『あのトラックドライバーはどこだ?』『あいつがやったに違いない』と口々に叫ぶ。

あいつ、もう、どっか行っちゃったよ..

とりあえず、オーストラリアの緊急連絡先『000』にコールし、救急車を要請したものの、車を運転できる人(アルコール飲んでない人)がいたので、再度緊急連絡先へ救急車のキャンセルをし、車で30分の病院へ自分たちで連れて行くことにしました。

彼といえば、病院へ向かう途中で5分おきに意識を取り戻しそしてまた気を失い、を繰り返し、病院の直前で嘔吐をする状況。そしてこのタイミングでたまたま合流した彼の親友の判断で、病院には搬送せずに、しばらく車の中で寝かせることにしました。

深夜の病院前で待機すること1時間。

眠りの息遣いが平常に戻ってきたから、病院に行かないでも大丈夫だろうと、そのまま来た道を引き返しました。

おかしくなってから4時間後、彼は正気を取り戻しました。
疲れた様子でしたが、会話も平常、いつもの彼が戻っていました。

一体全体、なにがあったのかなにをしたのか、私としては詳細を聞きたかったんですが、彼の親友から、今は落ち込んでいるから、そっとしておいたほうがいいと言われ、その日はそのまま就寝することに。事実、深夜3時を回っていたし。

翌日、彼の話によると、トラックドライバーに勧められて、ビールによくわからない液体を混ぜて飲んだんだと。

このドライバー曰く、長距離運転で限られた睡眠時間の質を上げるために、その液体を常用する人が多いそうで、これを利用するとたった2時間後の睡眠でもぐっすり寝れて、目覚めはスッキリなんだと。ただし注入する量には気をつけないといけないから、その日、とても疲れていてそしてすでにアルコールを飲んでいた彼には、シリンダーで極ていねいに量られ、寝落ちしなくてハッピーになれる少量を、ビールボトルに含まされたんだと。そして、確かに最初のボトルは、ふわふわする気分で楽しかったけど、それを3本続けて飲んで、そしてぶっ飛んだんだという。

は!?

自分の意思で、よくわからない液体を言われるままにアルコールに混ぜて飲んだわけ??

で、これだけ周りに迷惑をかけたわけ??

っていう事実に、私は呆れるしかなかったんですが、この彼、ものすごくドラッグが身近なオーストラリアでも一切やらない人なので、免疫がないからこそこの結果だったんだと思ったりしています。

なのでね、日本人(こうなると男女問わず)でドラッグ免疫がない人が、もしアルコールに故意な液体ドラッグを混ぜられたらもう、ものすごく事件性が高くなると思うわけです。

大の大人の男でさえ(彼の場合は、本人の容認の上でだけど)、意識を失うくらいの影響力があったっていうね。

オーストラリアでパブ等に飲みに行く際には、自分のドリンクは飲み干してからトイレに立つとか、本当に信用できる友達にちゃんと見てもらうことを、強くお勧めします。

後日、このエピソードをドラッグ好きな彼の友達に聞いてみたところ、『●●ミン』(麻酔効果があるらしい)を使われたんじゃないかという。なんだか知らんが、マジで注意だよって話。

私はあの夜、完全に意識をなくし麻痺する彼の様子を見て、これからの私の人生はまったくの別物になることを覚悟したよ。それくらいに、異様だった。

これを読んでくださってる方、本当に気をつけてください。

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コメント

  1. アバター けい より:

    こわい思いをされましたね。私の周りではほとんどドラッグの話は聞かないのですが。十分気を付けないと行けませんね。

    話は変わりますが先日ルイッターを。見つけたのでフォローさせてもらいましたよwふふふ

  2. アバター ローラ より:

    けいさん
    もうルイッターってなによ!!! 面白すぎる。
    最近、そのルイッターばかりやってて、ブログご無沙汰でした。
    えーーー けいさん、アカウント名違いますよね? 探せない..。

    • アバター けい より:

      けい=タチアナです
      ルイッターw 類を呼ぶから?w

      • アバター ローラ より:

        タチアナさん、けいさんっぽいなー!!!って思ってました!!! 
        後出しジャンケンみたいですがw

        ルイッター上でも、改めてよろしくお願いします!!! :)